2013年7月4日木曜日

山手線沿いWalking その2




続きです。
代々木駅の辺りでは、なぜかちゃんぽん屋に落ち着くことになり、メンバー思い思いに大盛りやら中盛などと格闘していると、ここから合流する男子が仕事を終えて到着。皆リフレッシュしたところで、歩きの再開です。

新宿駅へ


新宿へ向けて歩くと、ほどなくこの日2回目の踏切に遭遇。ここは小田急線の新宿駅を出たところ。しかし踏切は渡らず、歩道から階段を上ってペデストリアンデッキの上を歩いていくともうそこは新宿南口。このあたりも近年随分と街並みが変わり整備されたところ。予備校の街代々木から、猥雑なる大都会新宿に突入です。

甲州街道に面した新宿駅南口。多くの大規模な商業施設や専門店がが立ち並ぶ。西口や東口とは街並みや歩いている人も違うイメージ。工事中でした。
ここで、東京の地形図に山手線を重ね合わせた図があるので、貼ってみます。

山手線の北半球は、淀橋台~豊島台~本郷台と台地を貫通して走っています。台地と台地の間は河川、線路はそれを橋で跨ぎます。

次に断面図です。新宿~東京にかけて。新宿から新大久保あたりの軌道が最も標高の高いところを走っています。そういえば、西武線新宿駅を遥かに見下ろすあたりは軌道としてはとても高いです。その台地は田端で果て、東側は主に京浜東北線と供に低地を進みます。目白や、巣鴨のあたりは地盤面より軌道が低いですが、線路を敷くため台地を開削したのかと思われます。




東京から、代々木間の断面図です。五反田から台地が始まります。


新大久保駅へ


新宿駅を南北に通過するだけで、本日一番人とすれ違ったでしょうか。大ガードを右に見て小滝橋通りを北上。カオスです。北新宿百人町を右折、総武線のガードをくぐって、山手線沿いに細い道を北上します。コリアタウンのはずれ。不思議と住宅街です。山手線の内側の小路はコリアの商業施設でむせ返るようですが、この辺りは少し閑静です。そして何故か楽器屋(ギターとか)が数件軒を連ねる。各種学校も多いからか。

新大久保駅前:あらさー以上?のあらゆる年代の女性同士が待合せる。これから韓流に向け、思い思いに繰り出していきます。

高田馬場駅へ


新大久保から線路の外側で一番近い路地を北へ、この路地も韓流。途中に怪しげな寿司屋を見る。東京グローブ座から超高層住宅棟の立ち並ぶエリアを通り、線路際へ。この辺りは歴史的には日雇人夫を募るなかなかワイルドな地域だったのだが、取澄ました住宅地となった。

何故彫塑?

高田馬場戸山口 

目白駅へ


高田馬場から飲み屋街を北上。神田川を渡ります。馬場のカオスもやはり半端じゃない。飲食風俗の混在から、各種学校の乱立(何を教えているのだろうか)を過ぎると、不思議と製薬会社の集積地でもある。それも、新目白通りを渡って坂道を上りだすと、めっきり目白の色になってくる。線路の向こう側は、学習院大学の台地。目白駅のホームを見ながら歩くと、道はつきあたり、目白通りへは趣のある階段を登って行く。

神田川の流れ。河川敷がまったくないのでよく溢れていたが、近年は下水道が整備されそれも稀なことになった。

明るい目白駅。高田馬場と池袋に挟まれた駅が何故この品格を保っているのか。駅前の広場は近年整備されたようだ。

池袋駅へ


目白通りを渡り、線路沿いの道を北上。ここからしばらく線路は眼下を走り、台地を開削して線路を敷設したのではと思われる。我々が進む道は目白住宅街の外れの道であるが、立ち並ぶ飲食や服飾系の店舗も、オーガニックだったり一癖ハイソな味付けがされている。西武池袋線のガードをくぐり、西池袋に入ってくると、もう池袋の気配が濃厚。細い住宅街を縫うように歩いていくと、池袋の駅ビルに行き当たる。

ここは西口

大塚駅へ


池袋の猥雑ぶりももちろん屈指のものです。北口の地下道を通って、山手線の内側に入ります。昼からいろいろな商売やっているなと、きょろきょろしたり、ラーメン屋の行列をよぎったりしながら行くと、豊島区役所前を通ります。行政府がこのような立地なのだと感心しつつ、このあたりが一番道が難しい。春日通りから線路沿いの方へ回り込んで行きました。

大塚駅手前の高台から、真正面にスカイツリーの遠景が望めました。

大塚駅は駅ビルとともに工事中。

北口側

都電の大塚駅

都電です。やはりかわいい。

巣鴨駅へ


都電を渡り、坂を登って行きます。途中免震装置を外に見せている建物を見ました。銀色にちらっと見えているのが、緩衝材としての積層ゴムです。坂を登って線路を見下ろしつつ歩くと間もなく白山通りを超えて巣鴨駅。この内側の千石あたりには、最後の将軍徳川慶喜が駿府に移住する前に一時屋敷を構えていたとか。
ここで、また男子メンバーを補充します。

写真中央の筒が潰れたようなものが、積層ゴム。免震装置をあたかも意匠のように見せているのは、珍しいなと。

本日一番細い路地の坂道を登って行きます。
巣鴨駅。白山通りが広く、空が広がります。



駒込駅へ


http://www.mapion.co.jp/m/route/35.73253470943591_139.74928974237733_10/aid=f001b9/

巣鴨からは単純に線路沿いの高台の道を西へ。このあたりも台地を開削した線路敷と思われます。線路の反対側は大和郷から六義園という高級住宅街です。線路の外側の道沿いにも大きな邸宅が続き、表札は「松平」となっていましたから、やはり徳川と縁の深い土地なのでしょう。
高台の道沿いには桜並木が生い茂っていました。染井吉野の本場ですから。残念なことに何本かは切り倒された切り株になっていました。
本郷通りを超えると駒込駅です。駅に向かって左側には染井吉野公園があります。


本郷通り沿いの改札口
こちらは西口。この方が、駒込らしい気がします。女子校の利用駅でもあります。

田端駅へ


駒込には何故か囲碁、将棋の道具屋が散見されました。将棋の駒にかけて、産業が興っていたのでしょうか。何気ない住宅地を歩いていくと(だいぶ疲れても来ています)坂を登り、田端高台通りに出ます。線路はその先で大きく右にカーブを切り、台地からズボッと飛び出るように低地に走りこんでいきます。高台通りは田端文士村とかで、レトロな商店街です。駅前の高層ビルの坂を駆け下りていくと田端駅です。


西日暮里駅へ


田端駅舎を見てから取って返し、階段を登って再び高台通りへ、南西に進みます。ここは田端台とか道灌山とかいうのでしょうか。日暮里崖線の縁です。とても高低差のある遥か下の方に線路が走り、我々の歩く道はとても見晴らしが良いです。見える線路は山手線、京浜東北線、常磐線、東北線、それぞれの新幹線、京成線等々鉄系の人にはたまらない景色かと。右手の開成高校の山を下って行くと西日暮里駅です。




日暮里駅へ


西日暮里から、商店街を通り、京成線と常磐線の錯綜する踏切を超えると、もうすぐ日暮里駅。本日の終点であります。舎人ライナーが遥か高いホームにみえ、高層住宅が林立する街となりました。駅前広場には、太田道灌が弓弾く像がこじんまりと置かれていました。ちょっと行くと、繊維街の看板。一大繊維問屋の集積地です。
銭湯に入り、旨い居酒屋で喉をうるおし、楽しい一日は更けたのでした。

舎人ライナーの駅舎




日暮里駅から行ける、玉の湯。壁画は赤富士。風情のある良き銭湯でした。お湯は下町にしては熱さが控えめ。夏になってきたから少し優しくしてくれているのか?

名店「鳥のぶ」酒の肴良し、酒良し。
以上山手線沿いWalking 3/4弱周でした。

2013年6月23日日曜日

山手線沿いWalking    (品川~日暮里編)その1


2013/6/22 の梅雨の晴れ間の土曜日に、高校時代の同級生仲間と、山手線沿いWalkingを楽しんで参りました。
ルートは、品川駅高輪口をスタートして、時計回りに山手線のなるべく近い道を、高低差を無視して歩き、各駅の改札口を確認しつつ通過して、終点は日暮里まで。
9:30出発、代々木で食事、目白で一休み、日暮里に16:00前に到着しました。
出発時男4人+女子1名→代々木で男1名合流→巣鴨で男1名合流となり歩きの終点。日暮里で銭湯に浸かり、居酒屋でお疲れ様会の開催。お疲れ様会のみの参加は更に男2名+女子1名でした。楽しかったー。 
歩行距離は各自iPhone やらGarminやらで計り、28km程度かなと思いましたが、改めて、Mapionの距離測で計ると、24.8kmでした。以下に写真を貼りつつ、若干解説。
都内城南地区から、幾つかの高級住宅街をかすめ、猥雑なる繁華街や、真新しい再開発地区や何気ない住宅街や本当に多種多彩な町並みを歩くことができ、改めて東京という都市の面白さを実感したWalkingでした。

それぞれのリンクURLをクリックすると、Mapionの距離測の地図で、道路が表示されます。

まずは、品川駅→大崎駅へ

http://www.mapion.co.jp/m/route/35.61745246670484_139.7408689828859_8/aid=125a40/

品川からは箱根駅伝の通る国道15号を南下、八つ山橋から三菱岩崎別邸であった関東閣を右に見つつ、御殿山交番前交差点から御殿山の住宅街へ入っていきます。都内でも有数のお屋敷街である御殿山。都内お屋敷街の多くは江戸時代の大名屋敷(上屋敷や下屋敷)があった場所ですが、ここは徳川の鷹狩り場の御殿があったのが地名の由来である。現代美術の質の高い展示で知られる原美術館の前を通り、ミャンマー大使館を右折して、神戸製鋼本社の敷地沿いに急坂を転げるように降りると、目黒川を居木橋で渡り、ほどなく大崎駅に到着。

御殿山の住宅街にあるミャンマー大使館。


大崎駅前の再開発ビル群。近年だいぶ様相が変わった駅の一つですね。

大崎駅前信号

五反田駅へ

http://www.mapion.co.jp/m/route/35.623290831306406_139.7269241908019_8/aid=72dd70/

大崎駅は、近年駅の両側が再開発され、臨海線の乗換駅になったことから急激に昼間人口が増えた街です。駅前の山の手通りから逸れて、目黒川に沿った方向へ進みます。この辺りは超高層住宅が立ち並ぶエリアとなりました。しばらく行くと島津山の麓を走る都道317号線(いわゆるソニー通り)にぶつかり左折。五反田駅は目の前です。
ビルの横に、面白いオブジェが。

大崎から、繁華街を過ぎ歩いてくると、五反田駅。遠目に駅名を見る。混沌とした街並みブリは本日の中でも屈指の駅。

目黒駅へ

http://www.mapion.co.jp/m/route/35.62885945826531_139.7208393114147_8/aid=0bdee6/

島津山の麓から桜田通りを渡って西に行くと、そこは池田山の麓。山ごとに高級住宅街が広がります。この辺りは高輪台地の南のはずれ。城南五山とも言います。南斜面が昔からの住宅適地だったのでしょう。更に西に行くと今度は花房山。やはり麓の道を目黒駅に向け急勾配の登坂です。

目黒駅はJRと東急、東京メトロ、都営地下鉄の交わる駅となりました。駅前の表記を見ると、海抜30m超でした。品川駅からは随分登った台地の上です。

恵比寿駅へ

http://www.mapion.co.jp/m/route/35.64543856084456_139.71224476803445_8/aid=9fe729/

目黒駅を過ぎ、台地の上の尾根道を北へ向かいます。ここは山手線の外側を歩くことになります。東側を走る線路の向こう側の住所は、長者丸。道沿いは目黒区三田(慶應のあるのは、港区三田で違います)であり、やはり高級住宅地が連なります。但し、我々が歩いているのは、その縁の道なので、風情はあまり感じません。歩いていると、日の丸自動車教習所を過ぎ、ガーデンプレイスのビル群が間近に迫ると、恵比寿の駅ビルが見えてきてほどなく恵比寿の雑踏です。

恵比寿駅

恵比寿も飲み屋街は充実しています。ここは、われわれ高校の先輩が経営している店だそうです。今度連れてきてくれ!

渋谷駅へ

http://www.mapion.co.jp/m/route/35.65473040577127_139.70900609051472_8/aid=8cb4ed/

恵比寿の飲み屋街から線路をくぐってまた、内側へ。庚申橋西の交差点から線路沿いに渋谷に向かいます。電車の窓からよく見える道です。

この人物はオブジェ風広告看板です。建設資材の販売会社で、車窓からいつ見ても倉庫を覗き込んでいるおじさんなのです。この日は同じ制服を着たこの会社の社員の人が下で作業していました。

先日廃止になった旧東横線の山手線を跨ぐ鉄橋です。架線は撤去され、間もなく解体されるでしょう。現在はこの真下の地中深くを東横線は疾走しています。

更に行くと、代官山から並木橋に至る道が山手線を跨ぐ橋です。レトロで美しい構築物です。

林立する柱脚と、それを地上に置くピン支点が、無駄のない構造美を見せています。

線路沿いに来ると、渋谷駅の新南口に至ります。

明治通りに出て歩道橋を歩くと、これも先日廃止になった旧東横線渋谷駅舎を見ることができました。線路などは全てはぎとられ、解体されるのを待っています。

懐かしいが、これを解体するのは容易ではありません。

駅構内を通過して、ご存じハチ公を見て行きます。

原宿駅へ

http://www.mapion.co.jp/m/route/35.669214303440036_139.70770724829327_8/aid=8b7e91/

渋谷の雑踏を抜けるには一苦労でしたが、またも山手線の外側に移り、DJポリスの活躍した交差点を渡って原宿方面へ進んでいきます。若い男性向けの衣料店舗が増えました。ブランド毎に男子用の店舗を競合させている。最近の男子はオシャレだからな。女子に目をやるより自分を飾る方が楽しそうとも見えてしまう。と言いつつ、ここはほぼ線路沿いに北上します。東京電力の広告館もカラオケ屋さんに売却されて、スポーツジムになっていました。使いづらそうな建物です。
岸記念体育会館横から、代々木体育館の敷地をかすめて坂を登ると原宿駅です。


自転車は通さないぞ、点字ブロックを大事にしろという交通規制でしょうか。


神宮橋上から原宿駅を望みます。

山手線の中でも古い駅舎を残して、駅自体もあまり変化の少ないという貴重な駅です。美しい建物です。

代々木駅へ


原宿で神宮橋を渡り、また内側へ。しばらく線路沿いに坂を下って、突き当りは、皇室用の駅(宮廷ホーム)になります。現在はほとんど使われていないのでしょう。ひっそりと門が閉じられています。そのまま千駄ヶ谷の住宅街に入り、細い道を北上します。頑張った建物も散見されるというエリアです。道なりに右折していくと、明治通りにぶつかり、副都心線の北参道の駅が見え、首都高速をくぐって共産党脇の道を行くと代々木駅です。

宮廷ホームの門です。

建築雑誌老舗のGA

この日最初の踏切を渡ります。臨海線でした。更に行くと代々木駅

Docomoのビルがバックにそびえたちます。

代々木駅の傍で食事を取ることにしました。それでは、「その1」はこの辺で。この話は続きます。